島さんぽと海あそび「野々島」

野々島は、浦戸諸島のほぼ中央に位置し、塩竈市役所の支所で宿泊研修施設でもある浦戸諸島開発総合センター(ブルーセンター)が置かれ、生活面でも中心的な島です。

隠れキリシタン伝承が残る熊野神社やボラと呼ばれる謎の洞穴群、春に見ごろを迎える椿のトンネルや夜泣き地蔵など神秘的な景観が魅力です。

また、野々島フラワーアイランド構想として、ボランティアで作られた花畑も見られ、ラベンダーなどのハーブを中心とした植栽活動も盛んに行われています。

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ブルーセンター

塩竈市役所の支所で宿泊研修施設でもある浦戸諸島開発総合センター(通称ブルーセンター)は、隣には浦戸診療所があり、島民の生活を支えています。
併設されている「浦戸カフェ: 菜の花」はセルフでお茶を沸かすことはできる待合室です。船が来るまで、お茶やコーヒーを飲みながら休憩ができます。

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自然に育まれた造形

トンネルを抜け道路に出ると、正面に墓地の入口があり、そこに夜泣き地蔵と並んで六地蔵があります。夜泣き地蔵は、子供の夜泣がなおると言い伝えられ、各家々ではこのお地蔵様にお願いしたそうです。

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椿のトンネル

熊野神社から東へ進むと、自生するヤブツバキに覆われたトンネル状の椿の道「椿のトンネル」があります。自然に出来たトンネルで、まるでジブリの世界にいるかのような感覚が味わえます。花に囲まれた道も美しいですが、花が一面に落ちた道もまた風情があります。

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ボラ(穴)

島のいたる所にある洞穴。防空壕や倉庫などに使用されたという説や、そのまた昔に密貿易を行い巨万の富を蓄えたという説もあります。実際のところ、目的やいつ頃に作られたのかは謎ですが、現在は民家の倉庫や漁具の資材置き場として利用されています。

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宇内浜(うないはま)

宇内浜には、手作りのブランコや流木を利用したベンチなどが設置されており、島歩きの休憩にぴったりの場所です。正面には美しい浜辺と海、緑の島景色が広がります。また、干潮時には島と陸続きになる浜です。

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海あそび

野々島には、野々島感動支援隊という島の魅力を体験コンテンツとして提供する団体があり、だんべっこ船でいく島巡りやシーカヤック体験、わかめ収穫体験など、季節に合わせて、ここでしか体験できない海あそびを楽しむことができます。(※要予約)

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サンセット

塩竈市営汽船と野々島へ渡る無料渡船の乗船ポイントである、野々島漁港からは天気が良ければ、最高のサンセットを見ることができます。
青い空がだんだんと赤く染まっていく時の流れ、身に沁みる暖かさ、海を伝うサンセットロードは必見です。

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